4D Chart v13

CT Get refnum

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4D Chart v13
CT Get refnum

CT Get refnum 


 

CT Get refnum ( area ; scope ) -> 戻り値 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D Chart エリア
scope  倍長整数 in 関数のスコープ: -2 = デフォルト、-1 = すべて、0 = 選択されたオブジェクト、>0 = オブジェクトID
戻り値  倍長整数 in エリア内のオブジェクトの参照番号

説明   

CT Get refnum 関数は、areascopeで記述されたオブジェクトの参照番号を返します。参照番号はオブジェクトに対応する倍長整数であり、一意である必要性はありません。参照番号はプロシージャだけに従って操作されます。参照番号は、ユーザがオブジェクトに割り当てるものです。これに対して、オブジェクトIDは4D Chartによって割り当てられるものです。

  • scope が-2の場合には、CT Get refnumはデフォルトの参照番号を返します。
  • scope が-1の場合には、CT Get refnumはドキュメント内の全オブジェクトに対する参照番号を返します。オブジェクトの参照番号がすべて同じではないときには、CT Get refnumは、-32000を返します。
  • scope が0の場合には、CT Get refnumは選択されたオブジェクトの参照番号を返します。オブジェクトの参照番号がすべて同じではないときには、CT Get refnumは、-32000を返します。
  • scope が0よりも大きな場合には、それが特定オブジェクトのIDと同じである必要があり、そのオブジェクトの参照番号が返されます。オブジェクトが存在しない場合には、CT Get refnumは-32000を返します。

例題  

以下の例は、エリアを含むフォーム上のボタン用オブジェクトメソッドです。オブジェクトメソッドは、実行されると1つのオブジェクトだけが選択されているかどうかをチェックし、対応するレコードを[Parts]テーブルで検索し、その説明を表示します。

 QUERY([Parts];[Parts]RefNum=CT Get refnum(Area;0))
 ALERT("This object is a "+[Parts]Description)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Chart
テーマ: CTオブジェクト
番号: 14565

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D Chart 1

 
参照 

CT Get ID
CT SET REFNUM